みなさんこんにちは!
ライターの僕(@boku_chandayo)です。
「沖縄に行ったらやっぱりステーキを食べたい!」と思っている人もいるのではないでしょうか?ステーキはもはや沖縄のソウルフードと言っても過言ではないくらい大人気の食べ物です。
そんなステーキをまるでアメリカにいるような気分で味わえるお店があるってご存知でしたか?味も、値段も、雰囲気も全部ステーキの本場であるアメリカと同じなんです。
そのお店というのがうるま市にある米軍基地の中にあるタイヨーステーキハウスです。「え、米軍基地?」と思う人もいるかもしれませんが本当に米軍基地の中にあるお店なんです。
タイヨーステーキハウスのステーキは本場アメリカ並のボリュームで味も最高に美味しいんですよ!この記事ではタイヨーステーキハウスについて詳しくご紹介します。
一般人も利用できる!アメリカ軍の施設
沖縄にアメリカ軍の基地があることはテレビなどでもかなり取り上げられているので知っている人も多いと思います。
でも、当たり前ですがアメリカ軍基地は基本的に軍関係者しか入れないので実際にアメリカ軍基地に入ったことがある人はほとんどいないと思います。
しかし、実は沖縄にあるアメリカ軍基地の施設の一部は私たち日本人などの一般人でも利用ができるのです。
その施設というのがタイヨーゴルフクラブです。タイヨーゴルフクラブは米軍関係者の福利厚生を目的としたゴルフ場です。このタイヨーゴルフクラブのクラブハウスに入っているレストランが今回ご紹介する「タイヨーステーキハウス」なんです。
この他に、ゴルフ場のクラブハウスには日本で唯一のカジノも併設されています。
そして、これらのタイヨーゴルフクラブ、タイヨーステーキハウス、カジノは米軍関係者じゃない一般人でも利用が可能なんです。だから、普通の人でもタイヨーステーキハウスに行って美味しいステーキが食べれるんです。
ちなみにタイヨーステーキハウスはアメリカ軍の敷地にありますが、パスポートなどは不要です。
ちょっとわかりにくい行き方
タイヨーステーキハウスは誰でも行けるのですが、ちょっと行き方がわかりにくいので詳しく紹介しておきます。なお。タイヨーステーキハウスの周りには駅などはないので車で行くしか方法がありません。
那覇市内からは車でおよそ1時間20分ほどです。
さらに、ナビや地図アプリではタイヨーステーキハウスを検索しても出てこなかったり間違った場所に案内されてしまうのでナビを使うときは目的地を「美池自動車学校」という自動車学校に設定してください。
三池自動車学校を目指して国道329号線を走ると三池自動車学校のすぐ手前で「倉敷ダム」と書かれた看板が見えます。
看板が見えたら看板の方向にしたがって曲がって下さい。
曲がったあとはひたすら道なりに進みます。右手に白いホテル(?)のようなものが見えてきますが、ひたすら道なりに進みます。
道なりに進むと左右が有刺鉄線付きのフェンスに囲まれた道路に変わります。さらに進むとこのような看板が見えます。
交差点の左手はフェンスで塞がれており、米軍の敷地を示す看板や立ち入りを禁じるなどと書かれています。さらに、写真をよく見ると「敷地内を写真撮影すると逮捕される場合がある」とまで書かれています。
ちょっと不安になりますが交差点には「タイヨーステーキハウス→」という案内があるので案内通りに右折します。ちなみに直進してしまうとドライビングレンジ(打ちっ放しの練習場)に行ってしまうので間違えないようにして下さい。
再び有刺鉄線付きのフェンスに囲まれた道を進むとタイヨーステーキハウスが入っているゴルフ場のクラブハウスが見えてきます。クラブハウスの前は駐車場になっているので好きなとこに止めましょう。
ちなみにクラブハウスへの入り口に近い赤い看板が立っている駐車スペースは米軍関係者専用の駐車スペースなので間違って止めないように注意して下さい。
そして、こちらがタイヨーステーキハウスの入っているクラブハウスです。かなり立派な建物です。
ステーキハウスだからなのか、入り口には牛の置物が置かれています。結構リアルです笑
クラブハウスの入り口の壁に書かれていたのですが、この建物は日本政府の資金援助によって建てられたようですね。
クラブハウスの入り口は鏡張りになっていて入るのに少し勇気がいるかもしれませんが、本当に誰でもWellcomeなので勇気を出して入っちゃいましょう。タイヨーステーキハウスはクラブハウスの2階にあるので中に入ったら左手にある階段で2階にあがりましょう。
アメリカンな空間
2階にあるタイヨーステーキハウスの店内に入ると内装にダークウッドをふんだんに使った重厚感に溢れるアメリカンなレストランという感じになっています。結構ちゃんとした感じのレストランなので思わず写真を撮るのに気が引けてしまって、写真は少なめです笑
テーブルにセットされているイスもどっしりとした大きなもので、日本のレストランとは全然違います。
ただ、ところどころが日本風になっており、個室の入り口にはのれんがかけられていたり・・・
個室の窓には松の絵が書かれていたりします笑
これが、アメリカ人の思う「和のデザイン」なのでしょうか。
全体的にタイヨーステーキハウスの店内は落ち着いていてオシャレというよりも大人が食事を楽しむアメリカンなレストランといった感じです。
デートにも間違いなくオススメ出来るお店だと思います。
ちなみにタイヨーステーキハウスにはバーエリアも併設されており、外人さんがお昼から飲んでいました笑
驚くほど安い!メニュー
タイヨーステーキハウスの店内は重厚感に溢れる店内でしたが、メニューの価格帯は普通です。むしろ、日本のステーキ屋さんに比べたら安いくらいかもしれません。
メニューは全て日本表記ですが、価格がドル表記になっています。
まずは、前菜とサラダ&スープメニューです。生春巻きやバッファローチキン、カラマリなどが揃っています。サラダもロブスタースープやコブサラダなど特に珍しいメニューはありません。
そして、次がメイン料理のメニューです。メインは自分で好きな組み合わせのハンバーガーが作れるオーダーメイドバーガーやパスタ、サンドイッチなどいろんな種類の料理が揃っています。
馴染みのない名前のメニューが多いですが、詳しい説明が書かれているので説明をよく読んで選ぶといいと思います。
もちろんタイヨーステーキハウスというお店の名前通りメイン料理の一番下にはステーキメニューも用意されています。しかも、340gのフラットアイロンステーキが21ドル(約2200円)という驚きの価格になっています。
ちなみにステーキには食べ放題のパンが無料でついてきます。
ボリューム抜群!絶品ステーキ
メニューを注文するとすぐに運ばれてきたのがバッファローチキンウイング(7ドル)です。バッファローチキンウイングと言えばアメリカでは定番のおつまみです。
日本の居酒屋やバーでも置いてあるお店は意外とありますよね。ただ、日本で食べるバッファローチキンウイングがフライされているのが多いのですが、タイヨーステーキハウスのバッファローチキンウイングはチリソースで煮込まれていました。
イメージ的には手羽煮のような感じです。
このバッファローチキンウイングをアメリカで定番のレンチ(シーザーサラダドレッシングみたいなソース)もしくはブルーチーズソースにディップして食べます。
物凄く柔らかく煮込まれた鶏肉は中までスパイシーでピリっとした味わいです。そこにブルーチーズソースのまろやかな味が合わさり最高の料理へと生まれ変わります。今まで食べたバッファローチキンウイングの中で一番美味しかったです。
というか、日本の手羽先を超えるレベルで美味しいですね。
次に運ばれてきたのがカルフォルニアコーストコブ(15ドル)です。言ってしまえば普通のコブサラダなのですが日本のお店で食べるのとは全然違います。
まずは、その大きさです。余裕で4人前はありました笑
さらに、ブルーチーズ、スモークチキン、ベーコンなどの具材がこれでもかと言うくらい盛られています。
全体をよく混ぜたらお皿に取り分けてドレッシングをかけて食べます。ドレッシングは4種類の中から好きな物を2種類選べます。今回はサウザンドアイランドとブルーチーズのドレッシングを選びました。
どちらも間違いなくサラダに合うのですが、ブルーチーズのドレッシングをかけて食べると濃厚なチーズの風味が楽しめます。コブサラダの中にもブルーチーズが入っているのでチーズonチーズといった感じで極限までチーズが堪能できますよ笑
コブサラダ自体は具材もたっぷり入っており、これだけでもお腹いっぱいになってしまいそうなくらい大満足の味でした。
バッファローチキンウイングとコブサラダで結構お腹がいっぱいになっていたところでメインとして注文したフラットアイロンステーキ(21ドル,340g)が運ばれてきました。想像以上の大きさでとっても驚きました笑
今回はミディアムレアでオーダーしたのですが、お肉の中心部は程よく赤みがかっていて見るからに美味しそうです。
ちなみにフラットアイロンステーキとは牛の肩肉のステーキで焼肉などではみすじ呼ばれている部位のステーキです。
また、付け合わせには野菜のグリルとニンニクの風味が効いたマッシュポテトが添えられています。ソースは赤ワインとマッシュルームのソースです。
ステーキにソースをかけて食べてみると・・・赤身のお肉なのにも関わらずしっとりとしていて、とても柔らかいステーキでした。噛めば噛むほど肉の旨味が味わえます。そして、焼き加減がミディアムレアというのもあるのかもしれませんが、パサパサとした感じは一切なく、とってもジューシーで味わい深いお肉です。
340gとボリュームもかなりあるので食べごたえも抜群です
今までで一番美味しいステーキじゃないかと思えるくらい満足度が高いステーキでした。
なお、テーブルの上には大量の調味料が置かれています。ケチャップやチリソース、ステーキソースなど日本では見た事もないソースが置かれているのでステーキソースの味に飽きてきたらチャレンジしてみるのもオススメです。
僕はこの57ソースというケチャップのようなソースが気に入りました笑
デザートも美味しい!
バッファローチキンウイング、コブサラダ、ステーキしか食べていないのですが、もうかなりお腹いっぱいでした。しかし、そこで店員さんがデザートメニューを持ってきてくれました。
デザートについても全て手作りという事だったので、タイヨークリームブリュレ(6ドル)を注文しました。
クリームブリュレはカスタードクリームがたっぷりと入った一般的なクリームブリュレでした。なんとなくアメリカのクリームブリュレって凄く甘いんだろうなと思っていたのですが、本当に普通のクリームブリュレです。
しかし、容器が日本のクリームブリュレに比べると深く、想像以上に量がありました。
タイヨーステーキハウスは免税!
タイヨーステーキハウスは米軍基地の中にあります。つまり、法律上は日本の敷地ではありません。だから、タイヨーステーキハウスでは消費税がかからないんです!(免税)
しかし、その代わりにアメリカなどの海外ではおなじみのチップが必要になります。注文した総額の15%をチップとして支払いましょう。結果的には消費税の8%を超えてしまうので損した気分になるかもしれませんが、タイヨーステーキハウスはもともとかなり安めの値段ですし、チップを払うのも貴重な体験という事で払っておきましょう。
ちなみにタイヨーステーキハウスではクレジットカード、日本円、アメリカドルの3つの方法で支払いが出来ます。ただし、注意しないといけないのが日本円で日本円で払った場合でもおつりはアメリカドルで返ってきますので注意してください。
絶品ステーキを楽しもう!
タイヨーステーキハウスは那覇から車で1時間以上もかかる上に道順がわかりにくいなど決して行きやすいお店ではありません。しかし、そんな事が気にならなくなるくらい美味しいステーキと料理がお手頃価格で味わえるお店です。
また、店内の雰囲気はアメリカそのものといった感じで日本ではなかなか味わう事が出来ないような空間で食事を楽しむことが出来ます。まるで海外旅行に来たような気分になれますよ。
沖縄で美味しいステーキが食べたいのならタイヨーステーキハウスは本当におすすめです!
ぜひ、沖縄に行ったら一度足を運んでみてください。
注意事項
タイヨーステーキハウスにはディナータイムにドレスコードがあります。短パンやTシャツといった格好では入店できません。また、ディナータイムについては予約が必須となっていますのでご注意下さい。
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詳細情報
店名:タイヨーステーキハウス
住所:縄県うるま市栄野比 ASP II TAIYO GOLF CLUB 2F, 1183-BLDG-901
電話番号:098-954-2020
営業時間:月・火10:30~15:00、水・木・金10:30~15:00 18:00~21:30 土・日7:00~15:00 18:00~21:30
定休日:なし
アクセス:沖縄北ICより車で15分
駐車場:あり
公式HP:食べログはこちら
(FUTARIDEライター 僕)