【野らぼー】名古屋初出展！讃岐の農家の家庭料理店のうどんはほっこり懐かしい【ゲートタワー】

こんにちは、kaya（@kaya_futaride）です。

都会に住んでいると、たまに街の喧騒を忘れてのんびりしたい気分になる時はありますよね。

とはいえ、田舎に行くのは遠いし移動で疲れてしまうしでなかなか行けるものではありません。そんなときに、ふらっと立ち寄って懐かしい気分に浸れるうどん屋が、名古屋駅すぐのJRゲートタワーにある讃岐の農家の家庭料理店野らぼーです。

2017年4月に名古屋の中心部にオープンしたばかりのJRゲートタワーにはお洒落で美味しいお店がたくさん入っていますが、こんなほっこりしたお店もあったなんてびっくりです。

この記事では落ち着いた空間で美味しいうどんが楽しめる佐貫の農家の家庭料理店”野らぼー”をご紹介します。

野らぼーとは

野らぼーは、関東を中心に約7店舗を展開する讃岐の農家の家庭料理のお店です。名古屋にはゲートタワーへの出店が初になります。

野らぼーではゆっくりくつろいでいってもらいたいから、「おかえりなさい」という気持ちで、「いらっしゃいませ」を言うといったコンセプトを元に郷土料理を楽しむことができます。

また、「野らぼー」とは、讃岐地方の方言で「野らくらぼー」のことを言います。「野らくらぼー」とは、畑仕事もせずにぼーっとしている怠け者のことです。

創業者が幼少期に田畑の手伝いもせずに畦道遊び回っていた自分に置き換えた店名である「野らぼー」ですが、食事をする時ぐらいは仕事を忘れてのんびり食べて頂きたい、そんな願いをこめて名付けられた店名なのです。

ちなみに、讃岐うどんのお店ですが野らぼーは丸亀製麺のようにセルフスタイルのお店ではなく、店員さんが席まで料理を運んでくれるフルサービスタイプのお店となっています。

野らぼーの店内の様子・待ち時間

野らぼーの店内はどことなく田舎を感じさせる、懐かしくて落ち着いた雰囲気です。

野らぼーの店内に入って暫く経つと、自分がオープンしたばかりの高層ビルの12階にいることをうっかり忘れてしまいそうになります。

また、私が通されたのはカウンター席であり、カウンター席ってなんだか狭いイメージがあったのですが、

机に奥行があって椅子にもゆったり腰かけられるのでリラックスできて良かったです。

平日の夜20時に行ったということもあり、ほぼ並ばずに店内に入ることができました。

ゲートタワーのお店の中でも野らぼーは比較的空いているお店なので、いつ行っても長時間待つということはないと思います。

香川の郷土料理のメニュー

野らぼーのメインのうどんのメニューはこんな感じです。

麺の味と瀬戸内海のいりこだしを純粋に楽しむことができるよう、シンプルな味付けのものが多いです。

また、香川の素材と味にこだわった讃岐農家の家庭料理も充実しています。

普通のうどん屋は一品料理が少しある程度ですが、野らぼーにはがっつり単品メニューがあるので驚きです。

うどんだけでは満足できないぜ！という食欲旺盛な男性でも、野らぼーなら十分に満足できそうです。

讃岐のおいしさにこだわったうどん

メインとなるうどんはこんな感じで、どっしりとした器に載って運ばれてきます。

私が頼んだのは、野らぼーうどん（税込み800円）。

お店の店名がついているので、おすすめなのかなと思って注文しました。煮干しの天ぷらを筆頭に具がたっぷり入っていて、食べ応えがあります。

煮干しの天ぷらを初めて食べたのですが、煮干し感と塩味がかなり強くて、ちょっと頭が痛くなってしまいました…。煮干しかじってる感がすごい！！！！笑

とはいえ、具材がたっぷり入っていて美味しかったです。卵の黄身も入っていたのですが、煮干しの味に全て吸収されてしまったのが残念です。

私には煮干しの風味が強く感じましたが、男性ではこういうしっかりした味が好きな人も多いと思います。

そして、驚く程美味しかったのが鰹節です！！！

荒めに削られた鰹節は、しっかり鰹の風味がして鰹節だけで食べても満足できるくらい美味しかったです。今まで鰹節は「かざり」「香り付け」というイメージでしたが、完全に一つの具材になっていました。

友人の頼んだうどんは、鶏天おろしうどんの大（税込み820円＋大150円）。

さっぱりとしているのに奥深い出汁の味がよく分かり、食べたことないのに懐かしい味がしました。

また、野らぼーでは天ぷらにもこだわりがあり、うどんによく合う天ぷらをコンセプトに特注のフライヤーで厳選した素材を上質の綿実油を使って丁寧に揚げています。

さくさくしていてとても美味しかったのですが、それに引けを取らない丸亀製麺の鶏天もすごいなと改めて思いました（ここは正直に書きます！）。

うどん屋でお酒も飲めちゃう

今回お酒は飲まなかったのですが、野らぼーのすごい所は居酒屋のようにも使える「うどん居酒屋」だということです。

お酒のメニューが豊富なことに加え、野らぼーには思わずお酒が進みそうなメニューもたくさんあります。

さっぱりしたうどんは締めにもぴったりですよね。

実際私が行った日も、野らぼーで郷土料理をおつまみにしながらお酒を飲んでいるサラリーマンのグループもちらほらいましたよ。

野らぼーの懐かしい味でほっこり

お洒落なお店ばっかりの名古屋のJRゲートタワーですが、ふらっと気軽に立ち寄れて落ち着いた雰囲気の中で懐かしい味のうどんを食べて、ほっこりした気分になれる野らぼーもたまにはいいですよね。

実は取材に行った日の野らぼーは混んでいなかったのにも関わらず、うどんを注文してから出てくるまで20分以上かかったり、手持ち無沙汰で立っているだけの店員もいるのにお冷やなくなっても放置されたりしていました（基本的にオープンしたてということもあり、THE新人といった店員さんはどこのお店も多い印象です）。

正直、普段の私ならイライラしてしまう所ですが、野らぼーはそんなこともまあいっかと思えるくらいのんびりした落ち着いた雰囲気がありました（もちろん、改善された方が嬉しいですけどね）。日本人の原風景に触れて懐かしい気持ちになると、心にも余裕ができるのでしょうかね…？笑

ゲートタワーで一日過ごして、ランチやスイーツでお洒落だけど胃腸に負担がかかるものばっかり食べてしまった人は、ぜひ夜は野らぼーのうどんを食べてほっこりしにいってみてくださいね。

私も次回は野らぼーでうどん屋飲みのデビューをしたいと思います！ FUTARIDEイチオシ！デートに使えるお店の一覧はコチラ

詳細情報

店名：野らぼー　JRゲートタワー
住所：愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3　JRゲートタワー12階
電話番号：052-756-2715
営業時間：11：00～23：00（LO 22：30）
平均予算：1,000~2,000円
禁煙情報：全席禁煙(平日17時以降一部可）
個室情報：4名/1室
予約：可（詳しくは店舗までお問合せください）
アクセス：名古屋駅から直結
最寄り駅：名古屋駅
公式HP：http://www.norabow.jp/